当社は、高所作業車 スカイボーイ「AT-121TG(F)/(R)」2機種をモデルチェンジし発売しますので、その概要をお知らせいたします。
1.製品名
スカイボーイ AT-121TG(F)ブーム 前方格納仕様
AT-121TG(R)ブーム 後方格納仕様
2.性能
最大地上高
AT-121TG(F) 12.2m
AT-121TG(R) 12.3m
3.製品コンセプト
スカイボーイAT-121TGシリーズは、最もニーズの高い12mクラスの高所作業車で、乗用車並みのコンパクトな全長が魅力の「ブーム前方格納」と、全高が低く利便性の高い「ブーム後方格納」の2つの異なる仕様があります。今回のモデルチェンジにあたり、より高い安全性と利便性、作業効率を向上させ、さらに「安全」と「安心」をお届けするテレマティクスも標準装備しました。
4.主な特長
①クラス最大の作業領域
「ブーム前方格納」「ブーム後方格納」ともに、最大地上高と最大作業半径が従来機よりも拡大。クラス最大の作業領域を誇ります。
AT-121TG(F) | AT-121TG(R) | |
---|---|---|
最大地上高 | 12.2m (従来機:11.9m) | 12.3m (従来機:12.1m) |
最大作業半径 | 10.2m (従来機:9.9m) |
②直下式ジャッキによる車幅内設置
従来のリンク式ジャッキから、車幅内設置の直下式ジャッキへ。壁際やガードレール脇でのジャッキ設置が容易になりました。また敷板の位置合わせも簡単です。
③下部操作部を車両後端に集中配置
これまで分離されていた車両下部のブーム操作とアウトリガ操作を、車両後端部に集中配置。壁際設置などにおけるブーム操作の容易化や、安全確認もスムーズになりました。
④昇降経路は車両後方から
バスケットへの昇降経路を車両左側方から、左後方に変更。壁際やガードレール脇での設置の際も、バスケットへのアクセスが容易となりました。さらに手すり設置により、スムーズな昇降と安全性も確保しました。
⑤作業機材の積み込みに便利な大型荷台(オプション)
従来よりも広い荷台を設定。特にAT-121TG(R)は、2mの長尺物も収容可能な寸法となりました。
⑥テレマティクスWEB情報サービス「HELLO-NET」
国内外の大型クレーンや高所作業車で運用中の「テレマティクス」を標準装備。車両故障時における迅速なアフターサービスなどに効果を発揮します。車両の稼働状況や位置情報・保守管理をインターネットでサポートします。
5.主要諸元
AT-121TG(F) | AT-121TG(R) | ||
---|---|---|---|
バスケット積載荷重 | 200㎏または2名 | ||
最大地上高 | 12.2m | 12.3m | |
最大作業半径 | 10.2m | ||
ブーム長さ | 3.85m~9.59m | ||
ブーム起伏角度 | -17.5°~80° | ||
車両全長 | 4.47m | 5.15m | |
車両全幅 | 1.89m | 1.89m | |
車両全高 | 3.05m | 2.8m | |
車両総重量 | 7t未満 | ||
架装対象車 | 2.0t車クラス |
6.標準仕様価格
1,124万円~1,144万円(税別、シャーシ価格含む)
7.販売見込台数
年間300台(2機種合わせて)
8.発売日
2019年9月25日(水)
以上