〜安全機能の強化と作業効率の向上を追求した新モデル〜
株式会社タダノ(本社:香川県高松市、代表取締役社長:氏家 俊明)は、最大吊上能力12t、最大クレーン容量22t・m、最大ブーム長さ16.0mの車両搭載型カーゴクレーン「TM-ZX1200シリーズ」を海外市場向けに発売いたします。
【製品詳細ページ】https://www.tadano.com/businesses/products/LC/TM-ZX1200/index.html
開発コンセプト
最大吊上能力12t、最大クレーン容量22t・m、アウトリガ最大張出幅5.5mの製品を追加する事により、お客様の幅広い要望に応えられるようラインナップを拡充しました。マニュアル(MH)仕様に加え、先進の過負荷防止装置を搭載したHRS/HS仕様を設定。日本市場向け製品で培ったタダノが誇る安全装備を、安全意識が高まる海外市場向け製品へ展開し、より安全で効率的な作業を実現します。
特徴
■充実した安全装備
HRSおよびHS仕様では、クレーン作業時にトラックの荷台積載状態の変化によって生じる安定度の変化を監視する機能を備えたセーフティアイズを安全装置として標準装備し、積載状態に応じた最大限の性能での作業が可能になりました。
クレーン作業状態を監視・制御し、定格荷重に対するモーメント負荷率に応じて、作業の制限や動作停止する「AML(Automatic Moment Limiter, 過負荷防止装置)」や、アウトリガジャッキが地面に接していない状態ではクレーン作業が行えないよう制御する「ジャッキインターロック機能」、ブームが事前に設定した高さに達すると自動停止する「ブーム高さ制限装置」等により、安全性を高めました。
HRS仕様には、実荷重表示などを行うカラー液晶ラジコンを標準装備し、更なる安全と効率的な作業を実現しました。
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■バスケットモード
HRS仕様のAMLにはバスケットモードを標準装備し、フックブロックを取り外すことなくバスケットを取り付けることができる、バスケット取付サポートをオプション設定しました。安全な高所作業を可能にし、クレーンの汎用性を高めます。
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1955年に日本初の油圧式トラッククレーンを開発し、建設用クレーンのトップ企業として業界を牽引。常に時代のニーズを捉えた製品開発に力を入れ、LE(Lifting Equipment)事業で世界ナンバー1を目指しています。1990年にFAUN社、2019年にDemagブランドのクレーン事業を買収し、さらなるグローバル化に取り組んでいます。
また、地域社会・国際社会発展への貢献と地球環境の保全に役立つ事業活動を推進し、すべてのステークホルダーの期待に応え、「世界に、そして未来に誇れる企業」を目指しています。
【会社概要】
会社名:株式会社タダノ
所在地:香川県高松市新田町甲34番地
代表者:代表取締役社長・CEO 氏家 俊明
設立:1948年8月24日
URL:https://www.tadano.co.jp/
事業内容:建設用クレーン、車両搭載型クレーン及び高所作業車等の製造販売
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社タダノ マーケティング部
TEL:03-3621-7715
E-mail:marketing.communications@tadano.com