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リコール・改善対策情報

2016/01/26

ターボチャージャの不具合

リコール届出番号 3734
リコール届出日 平成28年1月26日
リコール開始日 平成28年1月27日
車名 下表
通称名 下表
型式 下表
リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間 下表
対象台数 1,147台
不具合の部位(部品名) 原動機(ターボチャージャ)
不具合の状況 ①ホイールクレーンの原動機において、エンジンオイルの潤滑性が低下した状況下におけるターボチャージャのスラストベアリングの耐久性が不足しているため、当該状況下で繰り返しエンジンに高負荷を加えたり高回転域で使用すると、スラストベアリングおよびスラストリングに摩耗を生じることがある。そのため、ターボチャージャのシャフトにガタつきが生じ、そのままの状態で使用を続けると、ターボチャージャのシールリングが損傷してエンジンオイルが漏れ出し、当該オイルがエンジン内部、排気系に入り込み、白煙、異音、エンジン回転数の上昇等の不具合が発生し、最悪の場合、エンジンが破損するおそれがある。

②ホイールクレーンの原動機において、エンジンオイルレベル警報装置のプログラムが不適切なため、イグニッションスイッチをONにした直後にエンジンを始動すると、エンジンオイルが規定値を超えていても警告灯が点灯しないことがある。
改善措置の内容 ①全車両、ターボチャージャを対策品と交換する。また、インタークーラおよび交換したターボチャージャ内部にエンジンオイルの漏れが確認された場合は、エンジン、吸気系、排気系の装置を点検し、損傷部品の交換を行う。さらに使用者に対し、エンジンオイル点検の重要性について注意喚起を行う。

②全車両、車両コントローラ(VCU)のプログラムを対策プログラムに変更する。
車名 型式 通称名 リコール対象車の車台番号(シリアル番号)
の範囲及び製作期間
リコール対象車
の台数
タダノ UDS-T007 GR-250N-3 T007-0003 ~ T007-1185
平成25年5月29日 ~ 平成27年9月28日
1,147台
①776台
②1,147台
      (製作期間の全体の範囲)
平成25年5月29日 ~ 平成27年9月28日
計1,147台

【注意事項】リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。