購買の仕事とは、品質の良いものを、適切な価格で、必要なときに、必要な量を購入し、生産ラインへ供給すること。決して派手な仕事ではありませんが、重要で必要不可欠な仕事です。購買先様選定も三現主義(現場、現物、現実)に基づき戦略的に決定する部署でもあります。
購買部門は利益創出部門
タダノの主力製品ラフテレーンクレーンは、約3万点の部品で構成されています。その部品一つ一つの品質、コスト、安定調達を踏まえて購買先様を選定するのが購買の仕事です。製造原価に占める購入費は大きいため、戦略的な購買活動を通じてのコストダウンは、会社の利益に直接貢献することができます。私たちは、設計仕様が決まる前段階でお客様が必要としている機能を把握し、良い材料や新技術、関連企業の新加工方法などの情報を、あらかじめ開発部門へ提供することで、より大きな成果が出るように活動しています。
グローバル調達
部品の購買先様を探し、調達ルートを確立することは購買部門の大きな仕事です。国内にとどまらず、海外のサプライヤーを調査・発掘することもあります。購買先様として決定するまでに、タダノが求める仕様・品質を、適正価格で安定的に調達できるかを、様々なデータを基に分析していきます。 世界のいろいろな場所からサプライヤーを探し、優れた部品を買い集めて、自社の製品に活かす、これは購買の仕事の魅力でもあります。
購買部門は会社の窓口である
購買という仕事の性質上、経験が浅い人、新人に関わらず、私たちの発言は「タダノの言葉」として捉えられ、私たちの行動すべてがタダノの対応として購買先様に評価されます。また購買先様からの情報を私たちが正しく把握しないと、全く違う情報になってしまいます。そのため、「購買部門はタダノの顔である」ということを肝に銘じ業務を進めています。同時に情報窓口であるという認識のもと、必要なもの・情報を正確に認識し、社内外に展開していかなければいけません。
Win-Winの関係
私たちは購買先様との共存共栄を目指して、相互の信頼関係を構築し、お互いにとって真の利益を確保できるように働いています。そのために、全ての購買先様様に対して常に公平・誠実な態度で臨みます。そして、購買先様の誠意に対しては、私たちもまた誠意を持ってお応えしています。それは、すなわち、購買先様と購買担当者が互いに遠慮なくものが言える環境づくりを日ごろから心がけると同時に、透明性のある関係構築に努めています。
タダノが求める購買スタッフはこんな人
購買スタッフに必要なのは、「自らを磨きあげる姿勢」です。
私たちが調達する部品の機能やお客様から求められる品質・技術は日進月歩で進化しています。また、コストや安定調達に関わる購買品の市況や需要動向は変化しています。そして、私たちが取引する購買先様はその道のプロです。対等に交渉を進めるためには、私たちもその道のプロにならねばなりません。このため、単に基礎知識を得るだけでなく、最新の情報を逐次取り入れ、自身の体験や先輩の経験から学んだことを重んじ、常に学習し、成長し続ける姿勢が購買スタッフには求められます。
先輩社員インタビュー
S.M.
購買
2014年入社
購買第二部
海洋工学部
流通情報工学科 卒業
S.T.
購買
2021年入社
購買第二部
工学部
機械工学科 卒業
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