タダノの生産技術部は、「ものづくりの要」として、新機種生産準備から現場改善・新技術開発まで幅広い業務を行っています。その中で、私が所属している生産技術グループは、主に新機種生産準備・現場改善を担当しています。新機種の設計図を基に、今使っている設備や治工具で生産できるかどうか検討を行い、場合によっては新しい設備の導入や治工具の設計をします。開発が構想した製品を実際に形にする、重要な役割を担っています。また、自身の気付きや現場からの改善提案に対し、設備導入や治工具設計、作業手順の見直しを行い、現場の負担を軽減するサポート役でもあります。
私は、配属当初、大型クレーンのブーム(アーム部分)の製作職場を担当し、半年前からは大型クレーンの旋回台(上部旋回体のフレーム)の組立職場を担当しています。今は志度工場だけですが、近々、新設の香西工場の旋回台組立職場も担当になる予定です。新しい工場でも担当を持つので、大変だろうなと思う反面、楽しみでもあります。
生産技術は製品や設備など、多岐に渡る専門知識が必要ですし、開発や現場の方など、さまざまな部門を巻き込んで業務を進めていくため、コミュニケーションスキルも求められます。「機械が好き、人が好き」な人に向いているのではないでしょうか。
タダノの工場を
「誰もが働きやすい工場」にしていきたい。
生産技術部
M.K.
電気・情報工学科 卒業 2018年入社 香川県出身
志望動機
学生時代に電気・情報系の勉強をしていたので、初めは、どんどん小型化されるIT業界で働きたいと考えていました。しかしタダノの工場見学に参加して、その考えがガラッと変わりました。タダノの工場でクレーンの生産現場を見た時、「一度きりの人生。せっかくなら新しいことに挑戦し、大きなものをつくりたい」と強く思いました。もともと、人と接することが好きなので、いろいろな人と関わりながら仕事を進める生産技術を自然と選びましたね。機械系の知識は全くありませんでしたが、一から教えてもらえるのは新入社員の特権。今の仕事で機械系の知識をしっかり身に付け、そして今まで勉強してきた電気・情報系の知識と合わせて、また新たな領域へ挑戦していきたいと考えています。
仕事内容
生産技術部はものづくりの要です。
仕事のやりがい
現場の皆さんに感謝されること。
現場の方々に「ありがとう」、「助かったよ」と感謝されることが一番のやりがいになっています。私は、生産技術に配属されて2年弱。まだまだ上司や先輩、現場の方に助けてもらうことがありますが、逆にそういった方々に頼ってもらえた時は、自分の成長を感じられ嬉しく思います。また、皆さん忙しい中、親身になって対応してくださるので、私もその姿を見習い、親身になって周りの方々を支えていきたいと思います。
将来、タダノで実現したいこと
様々な技術で工場に革新を。
新入社員や女性、高齢者など、働き手が多様化する中、タダノの工場を「誰もが働きやすい工場」にしていきたいです。タダノには、コア技術である「溶接・機械加工・塗装」の職人さんがたくさんいて、その方々の技術はタダノにとって大きな財産です。職人さんの感覚やノウハウを数値化・映像化して、みえる化を進め、技術の伝承をしていきたいと思っています。それが、タダノの技術を高いレベルで標準化することに繋がります。それと同時に、助力装置などロボットの導入も行い、誰でも作業しやすい環境を整えていきたいと思います。そのために私は、仕事を与えられるだけではなく、自ら当事者意識を持ち、進んで仕事を創っていく気持ちを持ち続けたいです。
1日の過し方
- 8:25~
- ラジオ体操
- 午前
- 図面処理、生産準備を行います。
- 午後
- 現場へ行って生産準備の確認を行い、改善対応をします。
開発・現場の方からの問合せ対応を行います。
休日の過し方
友達や家族と、国内・海外を問わずいろいろな場所へ旅行するのが好きですね。大型連休や、土日のお休みに有給休暇を繋げて、プライベートの時間を大切にしています。今年は、オーストラリアとインドネシアのバリ島に行きました。この写真は、バリ島で撮影した風景です。次はタイのバンコクへ行く計画を立てています。旅行がない週末には、キャンプをしたり、ライブにいったり・・・いろいろなことに興味を持ちすぎて、収集がつかない状況です。(笑)今しかできないと思うことをたくさんしています。
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