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T.F.

溶接の新技術を究めて、「感動品質」を実現したい。

溶接の新技術を究めて、
「感動品質」を実現したい。

T.F.

生産技術部

T.F.

自然科学研究科 機械システム工学専攻 卒業 2015年入社 香川県出身

志望動機

親類が工務店をやっていた関係で、子どものころから建設業や建設機械に漠然と興味を持っていました。また学生時代に金属加工の研究に取り組んだことで、ものづくりへの興味が深まり、就活では建設機械業界に絞ってメーカー各社の説明会に参加。どこもワクワクする内容でしたが、その中でもタダノの説明会は特別でした。説明会の最後に、参加者全員の質問に答えてくれたのです。ざっと50人はいたので、けっこう時間もかかったと思います。一人ひとりに誠実に向き合う姿勢が印象的で、こういう社風の会社なら間違いないと確信できました。

仕事内容

溶接の新技術を導入した量産ラインの対応を進めています。

溶接の新技術を導入した量産ラインの対応を進めています。

入社以来6年、ずっと溶接技術に関わっています。最初の2年間は生産技術部で溶接の技術開発に携わり、その後、技術研究所で3年半にわたって接合の技術研究に取り組みました。その際に取り組んだテーマとしては接着や融着の技術研究と、3Dモデルを用いた溶接シミュレーションで、いずれもタダノでは初の取り組みとなる難易度の高いテーマです。現在は、生産技術部に戻り、溶接ラインの対応を担当しており、研究所で取り組んだ新技術の適用を検討しています。溶接の設備自体は、前任者の手で、すでに導入済み。登山で言うと8合目、ゴールの頂上が見え始めたところです。前任者の方をはじめ、関わった多くの方たちの努力を生かす意味でも、最高の形で実現したいと思っています。

仕事のやりがい

自分の手を動かし、ものづくりの手応えを実感できること。

自分の手を動かし、ものづくりの手応えを実感できること。

溶接はタダノのコア技術のひとつであり、その新技術開発と、技術を機能に落とし込む設備導入に携わること自体が、エンジニアとして得がたい体験だと思っています。仮説を立てて実証実験を行い、失敗したらイチからやり直すプロセスも面白いし、天井クレーンを自分で操作して試験部材を動かし、溶接機を手に実験を重ねていると、旋盤を動かして研究試験材料の加工に明け暮れた学生時代を思い出します。自分の手を動かすと、ものづくりに携わる手応えを実感できるんですよね。タダノへの入社が決まり、研究室の担当教授に生産技術を志望していると話すと、「開発じゃないの?」と聞かれました。もちろん設計開発も面白そうですが、設計図だけでは製品は生み出せません。ものづくりを楽しみたい人なら、だんぜん生産技術がオススメです。

将来、タダノで実現したいこと

現場と机上、両方からのアプローチで、溶接技術の競争優位性を確立したい。

現場と机上、両方からのアプローチで、溶接技術の競争優位性を確立したい。

まずは現在対応している溶接の新技術を導入したラインのブラッシュアップを進めて、本格的な量産体制を確立することです。溶接による変形対策、電流調整など、まだまだ超えるべきハードルが残っているので、これからが正念場です。将来に向けては、溶接シミュレーション技術など、技術研究所時代に深めた新技術の知見をフルに生かして設備の自動化を進め、軽量化、コストダウン、製造期間の短縮につなげて、タダノが重視する「感動品質」の実現に貢献したいですね。一方で、ものづくりを楽しむ姿勢も忘れてはいけないと思っています。何事においても現場から発想する姿勢を大切にし、これからも現場と机上、両方からのアプローチで、溶接技術における競争優位性の確立に向けて努力していきたいですね。

1日の過し方

8:15
出社
8:25
ラジオ体操
午前
新方式の溶接ラインに関わる5人でチームミーティングを行う、試験に関する検討を重ねる
午後
試験準備の後、試験実施。試験結果の整理まで行う
17:10
定時終業 業務の進捗状況に応じて残業することも

休日の過し方

休日の過し方

大学2年で始めたスノボにハマり、毎年シーズンになると会社のスノボ好きの先輩に声をかけ、多い年には5、6回は滑りに行きます。行き先は近場のスキー場が多いですが、大山などに遠征することも。このツーショット写真は、生産技術部の同期とゲレンデで自撮りした1枚です。旅行も好きで、長期休暇に毎年1度は、学生時代の友人を誘って海外へ。これまでにバリ、マカオ、サイパン、ニューヨーク、ラスベガス、あと台北には2回行きました。何も予定がない週末には、会社の同僚と食事に出かけています。

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